2012/04-05 中国四川省・高原

凍る凍るゥ!!
標高3000m以上の大草原でのキャンプです。
山間部同様に、夜の冷え込み・風はあります。しかし防寒対策しっかりすれば大丈夫。

山間部もそうでしたが、起床するとテントがバリバリに凍っている毎日。3リットルタンクの水も凍ってしまいます。
どうしてもテント内で”結露”は起こってしまうので、シュラフも表面が軽く濡れた状態になってしまいます。



これを乾かすのが少し手間ですが、標高が高い場所での太陽は紫外線が強いので、日が昇ればすぐに乾きます。

これくらいの木々が生えていれば・・・
曇りの時は、テントを濡れたまま片付け、お昼に太陽がでたらタープ・シュラフもろとも一気に乾かす日々でした。

乾かさないで連日使う事も可能でしたが、シュラフの天敵”水分”らしいので、コマ目に毎日乾かしています。臭いも濡れたままでは”洋服の部屋干し”みたいな臭いがするので、気持ち良くありませんな。



そして、なんといっても大草原には焚き木が少ない・・・。
大きな木々や、山間も無くなったのでテントを隠せる場所もメッキリ減りました。

あら!こんなに集まった!
それでも小さな木々が生える場所を選び、何も無いように見える広ぉ~い高原を1時間も歩き回れば、夜と朝用の焚き木はガッポリ確保できます。
さすがの”草”しか生えていない場所での焚き木確保は出来なかったです。

焚き木が集まっても、今度は”釜戸”を作る石がありません。これはどんなに歩き回っても、草原では見つかりませんな。



そこで、思いついた焚き火場は、”穴を掘る”です。いい感じの斜面を削り、ダンボールを立て風除けにします。すると、なんとまァ!上手に焚き火ができるじゃありませんか!!

ほほ♪焼きましょ焼きましょ♪
長い枯れ木を土台にすれば、またまたパンも焼けちゃいます♪・・・火加減が難しいのですぐに焦げますが・・・。

夜はダンボールをかぶせておけば、灰が飛ぶ心配もありません。

最後は、土に埋めてしっかり鎮火!

ここまで恵まれる場所は少なかったですが、場所を選べば、快適野宿も可能な高原でした。



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